歯は食後に溶けている?

実は,食後の歯は少し溶けているのをご存知ですか?
これを脱灰「だっかい』といいます。虫歯菌が食べ物に含まれる糖質を栄養源にして
酸を作り,歯の成分であるカルシウムやリンを溶かすのです。
 

でも、安心して下さい。
しばらくすると、唾液が口腔内の酸を中和してくれます。
溶けた歯の成分が歯の表面に戻ってくる、再石灰化と呼ばれる働きをしてくれるのです。
 

けれども、この再石灰化がちゃんとできなかったら?
脱灰によって歯が溶け続け、やがて穴があいてついには虫歯になってしまいます。
 

歯の表面を覆うエナメル質は、人間の身体の中で一番硬い組織といわれています。
その硬さは クオーツ水晶並み!
一生使うものなのでそう簡単にはすり減りません。硬いからこそ、いちど穴があいてしまったら
そう簡単には元にもどらないのです。
 

虫歯を防ぐには、正しい歯磨き習慣とともに、歯の再石灰化を促進させることが大切です。
手軽なのは、食後にガムなどを噛んで、唾液の量を増やすこと。再石灰化をうながしてくれます。シュガーレスの
ガムがおすすめです。砂糖を使っているガムでは虫歯菌が酸を作る手助けをしてしまうからです。
 

キシリトール入りのガムなら一歩も二歩も進んで虫歯菌に酸をつくらせないよう働きかけてくれます。
食後の習慣として取り入れてはいかがでしょうか。
 

キシリトール! 実は甘味料の一種ですが、摂取すると口の中で虫歯の原因となる酸を作らせない、虫歯予防に
効果的なスグレモノなのです。
 

虫歯の少ない北欧の国フィンランドで行われた研究では、2年間ほどキシリトールを毎日摂取することで、口腔内を
虫歯になりにくい環境へと変化させることが証明されています。’70年代のフィンランドでは、こども1人あたりの平均虫歯本数が6.9本。ところが現在は1本以下に。
もちろん、キシリトールだけで虫歯を防ぐことは出来ません。
国策として正しい歯磨きや、フッ化物の使用、歯の定期検診のほか、キシリトールの
摂取をすすめたからだといわれています。
 

今では、キシリトールは、ガムやタブレットなどで手軽に摂取できるようになりました。
1日6〜7g(歯科医院専用のガムで4〜5粒ほど)1日数回食後に5分間キシリトールガムを噛む。
歯磨きのできない食後にキシリトールガムを噛む。
食後のキシリトールをぜひ習慣にしたいものです。(参考、引用 チャント’14.9月より 監修 田北ユキヒロ)
 

新丸子、武蔵小杉、一戸歯科医院では正しい歯磨きの指導、フッ化物応用、定期検診に力を入れております。
お子様やおとしよりを虫歯からまもるお手伝いをさせてください。